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(じ)#5 「ペナルティー」後編

新橋に降り立った俺は、普段使っているスマホで普段見ないウェブサイトを見ていた。
そのトップページには女の子の画像が貼ってあった。

人工的なカラートーンな白い肌。
アスペクト比に疑問を感じざるを得ないそのスタイル。
表情を恥ずかしそうに両手で覆い隠す姿に、不快感と恐怖心とが入り混じった想い。

そんな逃走したい思いを上回る、責任感。
どこから湧き出てくるのか、その感覚は、
漫画カイジで利根川が焼き土下座をしたのと同じなのかも。
俺は利根川なのか。

いや、責任感なんて綺麗事なんかではなく
むしろ他の人たちにも同じ苦しみを味合わせたいだけなのか…。

そんな揺れ動く心情描写はさておき。

ウェブサイトの電話番号にかけさえすれば
あとは電話口のお兄さんに従えばいい、それくらいは知っていた。

・・・・
・・・・・・・

心の迷いなんてもう、
もう気にせず行動にすれば終わるんだ。

とにかく電話しよう。

「Trrrrrr」(・・・何を言えばいいんだっけ)
「Trrrr、はい、さんきゅー新橋店です。」(・・・はええな!)

俺「あ、あのー、これからお願いがあるんですけどー」
店員「お願いですか?」

自分で何を言ってるのか分からなくなってた。

俺「あ、違います、あのー、これからお世話になりたいんですけど」(謎の言い回し)
店員「あー、はい、ありがとうございます!女の子の希望はありますか?」
俺「あー、あの、AF NGな子のほうがいいですね」
店員「NGですか、確認しますね」

そう、これが俺が考え付いた唯一の回避策。
このお店のサービスでほとんどの子がAF○。そんなの普通の人間じゃあない。
NGな子のほうがまともなんじゃないかと、考え付いたのだ。
こんな閃き、俺はカイジに違いない。

店員「お待たせしました。○○ちゃんなら空いてますよ、指名でよろしいでしょうか?」

そして経験不足が招いた事故。誤算。墓穴。
フリー指名がルールなので、ここで了承することはできないのだ。
フリーを宣言してから希望を伝えるのがセオリーなんだろう、きっと。
それを知らなかった俺は単純に指名しかけた。

俺「あ、やっぱりフリーでいいです」

きっと店員は何言ってんだこいつ、と思っただろうが
「かしこまりました。ではすぐに行ける者をご用意いたします」といった。

そしてプレイルームがあるビルに電話口で案内され、
そこでレンタルルーム料を支払い、到着の連絡をした。


ちなみに部屋にたどり着くまでに手をつないで
プレイルームから出てくる男女を2組見かけた。


一組目は20台後半と思われるハゲ始めた男性。
スーツ姿だったし、仕事帰りだったのだろうか。
そのスーツハゲの腕をがっつりホールドして
横にいたのは小さい坂東英二(♀)だった。


もう一組は40代くらいの男性。服装にはファッションセンスのかけらも感じないダサい感じ。
横には北斗晶。きっと彼らはプロレスをしたのだろう。




そして宣告を待った。
自分の引き運にかけた。
俺はカイジなのか。
誰が来るんだ・・・。



「コンコン・・・」

サービス時間は30分なのに、なぜか20分くらい待たされたが、
その宣告は目の前に来た。


俺「どうぞ」(鍵を開ける)

「(ガチャ・・)こんにちは。」




これは先程すれ違った人たちと比べるまでもない。

大勝利だ。

そう、俺はあのモンスターハウスといわれるさんきゅーでプレミアム嬢をフリー指名で引いたのだ。

そこからはコミュ力をフルで発揮し、情報収集。
大阪出身の21歳。プレミアム嬢といっても、そこはさんきゅーなので、ちょいポチャ。
1月に上京。彼氏がホスト。月収90万。フリー指名は入店以来2回目で3ヶ月ぶり。

あとは普通にサービスしてもらった。
俺はカイジのような剛運でペナルティーを達成した。


未来は僕らの手の中。


おしまい。
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Author:ふぉるらじファミリー
ライブドアねとらじで不定期に放送中のラジオ「ふぉるすたーらじお」の面々による共同ブログです。

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